
はじめに
我々は、外界から得る情報の80%以上が視覚によるものと云われているところから「見張り」といえば視覚によるものと思いがちですが、海上衝突予防法第5条では「すべての船舶は、その置かれている状況及び衝突の恐れを十分に判断できるように視覚及び聴覚により、また、その時の状況に適したすべての利用可能な手段により、常に適切な見張りを行っていなければならない」と定めている。
即ち、場面に応じて視覚、聴覚その他あらゆる手段により適切な「見張り」を行うよう規定している。
人間は個人差があり身に付ける目鏡についても各人に適合したものを選び的確な見張りをやっていただきたいものです。
また、先般発行した「エンジンの取扱い」でエンジンについて紹介しましたが、バッテリについて更に詳しく説明し、会員の皆様の「エンジン」に対する知識を高めていただければ幸いと存じます。
なお、毎回発刊の本紙は当年に実施した安全講習会の講習内容を掲載しておりますので、洩れなくお読みいただきたくお願い申し上げます。
以上
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